http://life.2ch.net/test/read.cgi/baby/1005201464/ 279 :安藤隆彦(0歳4ヶ月) :01/11/15 19:50 ID:wYocwgKn ママ…ママ…。 282 :安藤隆彦(0歳4ヶ月) :01/11/15 21:20 ID:wYocwgKn 先ほどは悪夢にうなされてつい変なことを書いてしまった。 今日という日は恐ろしい目に遭った日だったのだ。 そのため、私は寝ても起きても悪夢にうなされていた。 それは機嫌良く独り言を言っていた昼下がりのこと。 上着を着せられ、愛車に乗せられたので、散歩にでも行くのかと心が躍った。 しかし私の愛車はどうしたわけか私の生まれた建物の中へと入った。 陰鬱な顔をした人々がざわめきあっている変な臭いのするその建物…。 ある部屋に着くと、そこには同年輩の者が数人いた。 私はそこで楽しい何か楽しい催し物があるのだな、と咄嗟に思った。 同年輩の赤子と目で合図しあっていると、突然私の名前が呼ばれ、母に抱かれて 小部屋に入った。 そこには白い服を着た男女が待機しており、母はおもむろに私の着衣を脱がせて 白男女に私を託した。 白男女は分担して私の身体を調べ、胸や背中に丸いものを押し当てた後、母に なにやら告げて笑った。 次に、白男が私はこの輪ゴム(糸ではなかったようだ)の食い込んだ手を引き寄せた。 私はこの手を「異常ですね。手術です」と言われるのではないかとヒヤヒヤしたが、 何も言われなかったのでホッとした。 では何をされるのかと思いきや、白男は私の腕をひんやりする綿で拭いた。 そして鋭い針を柔らかい肌に刺し、毒液を注入した。 あまりのことに一瞬声も出なかったが、すぐ我に返って火のついたように泣いた。 母はオロオロと私をなだめたが、その態度が余計に私を不安にさせた。 今のところ、身体は何の異常もない。 しかしそのうちにあの毒液が段々効いてくるだろう。 なぜは母は白男を止めてくれなかったのだろう。 そのようなことを悶々と考えていたら、身体の天地を逆にする技が出来てしまった。 290 :安藤隆彦(0歳4ヶ月) :01/11/15 23:30 ID:wYocwgKn 父母の会話から、私に注入された毒液は3種類の毒液を混合した ものであると判明した。 また、天地逆転の技が成功したのは毒液の作用で筋肉の状態が 尋常ではなかったかららしい。 帰宅した父にその技を披露しようとしたが、一度も成功しなかった。 気のせいか今朝よりも筋力が落ちているように感じる。 やはり毒液が回ってきたのであろう。 これから私はどうなってしまうのか。 総入れ歯、いや、そういえば、父母は「お風呂に入っていいと 言われたけれど、念のため」と言って、私を入浴させなかった。 念のため…。 何に念を入れているのか。 明日の朝、元気に目覚めることが出来るだろうか。